断捨離、最近よく聞きますよね。
コロナで、自宅待機になった際に、断捨離ブームがさらに加速したとも聞きます。
年齢を重ねると、確かに物が増える一方ですよね。引っ越しの時に、いかに物が増えたのか実感しました。
ただ、いざ、捨てようと思っていても、スペースがあると、「まあ、とりあえず取っておくか」ということになってしまいます。特に、こどもの写真、小中高での作品や使っていたものは、なかなか捨てられませんよね。
捨てる
先日、自宅にあった電動自転車を廃棄しました。
かねてから「使う」「廃棄する」で問題にはなっていました。
引っ越しをする前は、物入れ専用の部屋があり、自転車を置いていても邪魔にはなっていなかったので、廃棄はなんとか免れていました。
しかし、引っ越した先は、部屋の数が少なくなり、自転車は玄関に置かれることになりました。
それでも、玄関で「オブジェ」としてしばらく頑張っていましたが、いよいよ廃棄することにしました。
気持ちはあっても・・・
以前から、通勤を中心として自転車を利用しようと思っていました。何回か、自転車で職場に行ったこともありました。
しかし、夏の暑い時期は自転車での移動は難しいです。このところの日本の夏の気温は半端ありません。
また、雨の日、そして梅雨の時期、自転車は避けたいところです。雨に濡れるのも嫌だし、道路が滑りやすく事故の危険も高まります。
タイヤもパンクすることがあり、修理が必要となります。しかし、通勤経路には自転車屋さんがないので、自分で修理しないといけません。
そうネガティブなことを考えていると、結局、なかなか乗れず、現在に至る・・・
本当に自転車の好きな人は、どんな状況でも自転車で移動するんでしょうけれども、わたしはまだそこまでの境地には達していないんですね。
そうこうして、乗らないでいると、自転車の方も経年劣化してきて、いろんなところが調子悪くなります。見た目はまだキレイなんだけれども。
最近、少し自転車に乗った際は、どうもチェーンが緩んでいるようで、ペダルを回すとカラカラと、かなりうるさい音が鳴るようになってしまいました。
それでも、乗る気持ちがあれば、すぐに自転車屋に行って、修理してもらうんでしょうけれども、二の足を踏んでいました。つまり、乗る気持ちはあまりないということなんですね。
すっきり
そんなこともあり、心を鬼にして、今回、廃棄することにしました。最後の、最後まで心に引っかかっていました。しかし、廃棄処分は、わたしが仕事中に妻が行ってくれたので、思いを断ち切ることができました。良かったです。
さて、なくなってみると・・・「すっきり!」
玄関は広々として、通りやすく、本来の機能を果たしています。無くなってしまえば、逆に、あることを忘れるように思います。なかなか決断できなかった、あの時間はなんだったんだ・・・
やはり、断捨離して、家の中をシンプルにするのもいいかもですね。
最近は、絶対に読まない本とか、古い雑誌など、積極的に捨てるようにしています。ただ、基本的に、本は捨てられないタイプの人間です。それでも、紙の本をパソコンでPDFにして保存するなどして、紙ベースの本は減らすようにしていこうと考えています。
50歳を過ぎたオジさんになると、いつ亡くなってもおかしくないです。わたしにとって大事なものでも、遺された人にとってはただのゴミなんですよね。
やはり断捨離、しないとですね。
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