お風呂に入るとビックリするのが、抜ける髪の毛の数。
シャンプーが終わって、手についた泡を洗面器で洗い落とす時に結構な数の髪の毛が。
そして、濡れた髪の毛をタオルで乾かしていると、さらに髪の毛が・・・
一体、1日に何本の髪の毛が抜けているんだろう?
ネットで調べてみると、50〜100本ほどらしいです。
すごい数ですね。
壊される量=作られる量
それでも、通常の場合は髪の毛の量が減ってるようには感じません。
それは、抜けている量と同じ量の髪の毛が生えてきているからだそうです。
同じように、皮膚も、お風呂で垢として表面から剥ぎ取られていきます。
そして、新しい皮膚に置き換わります。
このように、私たちの身体の多くのものは、古いものが新しいものに入れ替わるようにできているんですね。
骨も日々壊されている
髪の毛や皮膚は、日々目にしているので何となく理解できます。
が、なんと、骨も同じように、壊され、新しいものに入れ替わるって知ってましたか?
あんな硬いものが、折れることはあっても、壊れるの?って思ってしまいます。
骨には、壊す「破骨細胞」と、作る「骨芽細胞」というのがあるそうです。
普段は、骨の壊れる量=作られる量とバランスが取れているので、硬い状態が維持できているんですね。
日頃の食事と運動が大切
壊れる量と作られる量とのバランスが崩れると、つまり、壊れる量>作られる量となると骨は弱くなります。
この状態が進むと、骨がスカスカになってしまいます。
ひどくなると、骨折しやすい状態となり、骨粗鬆症と呼ばれます。
そうならないようにするためには、食事と運動が大切です。
食事は、骨の材料を供給します。
運動は、大工さん。骨の材料から骨を組み立てる役目をしています。
組み立てるには、日光も大切です。
晴れていないと、大工さんは働けないですから。
丈夫な骨を維持するために
運動で筋肉が動くことで、くっ付いている骨に刺激を与えます。
また、運動による衝撃が、骨への刺激になります。
そう、骨を作るには骨への刺激が必要なんです。
テニス選手では、ラケットを振る方の腕の骨の方が、そうでない腕のものよりも強度が強いそうです。
ボールを打つ時の衝撃で骨が強くなっているんですね。
骨が丈夫でないと、歩くことが難しくなり、健康が維持できなくなってきます。
歩けることって、実は幸せなことなんですね。
年を重ねると実感することです。
さあ、丈夫な骨を維持するためにも、バランスの良い食事とコツコツと運動しましょう!
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