運動を始めてみよう!

健康・運動

何事も、思い立ったら初めてみることが大切ですよね。

春は、新年度ということもあり、何かを始めるにはよいタイミング。

「さあ、運動でも」と思った方に、その始め方について解説します。

今回は、健康づくりの運動としてのウォーキングやジョギングの始め方を取り上げます。

こんな人にオススメの内容

これまで運動してこなかったけど、健康のために運動を始めようと思った方

思い立っても、いきなり運動を始めてはいけません。

運動を始めるまでの流れは以下の通り。

運動を始める時の流れ

1)毎朝の体重、心拍数計測

2)自宅周りを散歩・散策

3)運動の用具の準備(シューズ、ウェア、反射板、ライト)

4)運動の実践

この流れを説明していきます。

毎朝の体重、心拍数計測

運動を始める前に、まず自分の現状を把握しておくことが大切です。

そのために、毎朝、体重と安静時の心拍数を計測しましょう。

起床後、トイレに行ってからまず体重を計測します。

その後、椅子に座り、5分ほどリラックスをしましょう。

5分後、心拍計のある方は、表示されている数値を記録します。

心拍計の無い方は、1分間、脈を数えて心拍数とします。

脈の計測方法は、以下のブログを参照して下さい。

運動を始める前に、まずこの計測を1週間程度続けてみましょう。

計測は、運動開始後も毎日計測するようにしましょう。

そして、これらの数値が変化することで、運動の効果が実感できます。

自宅周りの散歩・散策

いきなり運動をしてはいけません。

まずは、自宅の周りなどを散歩・散策してみましょう。

これには狙いが2点あります。

  • 身体を動かすことに慣れる
  • 運動するコースを見つける

身体を動かすことに慣れる

身体も運動をするための準備が必要です。

徐々に準備することで、運動がスムーズに実践できます。

一方、何の準備もなく、いきなり運動を始めてしまうと、筋肉痛など身体の不調が引き起こされることも。

無理をせず、焦る気持ちを抑えて、ゆっくり始めることが継続する上では大切です。

運動するコースを見つける

散歩・散策することで、運動するコースの下見になります。

歩行者、自転車や車の通りなど、運動する際には重要になります。

道路の路面の状況も運動のしやすさに影響しますが、散歩することで確認できます。

周囲が暗い状況で運動する人は、コースの照明の有無もチェックしておきたいですね。

暗い中では、事故のリスクも高いです。

運動の用具の準備(シューズ、ウェア、反射板、ライト)

シューズは、ウォーキングやジョギングに適したものを使用しましょう。

ない場合は購入することをオススメします。

基本的に、踵の部分が厚くなったもので、地面からの衝撃を和らげてくれます。

ウェアは、運動のできるものであれば何でも構いません。

ただ、運動のモチベーションを上げるために新規に購入するのもいいですね!

あと、反射板・ライトは、朝・夕方の薄暗い中、あるいは夜に運動する方は必須です。

反射板・ライトで自分の存在を知らせることが、事故を防ぐ第一歩になります。

運動の実践

自宅周りの散歩・散策を1〜2週間ほど継続して、身体を運動に慣らします。

その後、健康づくり運動の実践に移ります。

運動強度は50%VO2maxで、運動時間は30分を目指します。

健康づくり運動として最適なメニューです。

運動強度は、カルボーネン法で目標心拍数として求めます。

その心拍数で運動できるように、ウォーキングやジョギングのスピードを調節します。

この際、人によっては、ウォーキングになる人、あるいはジョギングになる人もいます。

カルボーネン法については、以下のブログを参照して下さい。

これまであまり運動をしてこなかった人には、いきなりこの運動で30分実施するのは刺激が強すぎます。

まずは、時間を10分から始めてみましょう

その後1〜2週間継続して、20分へ。

そして1〜2週間継続して、30分へ。

このように、運動時間を少しずつ増やして、運動に慣れながら目的の時間まで伸ばしていきます。

なお、30分の運動は、10分を3回に分けてやっても効果は同じです。

朝、昼、夕方で各10分といった具合です。

1回の運動は10分以上が良いようです。

まとめ

  • 運動を始めようと思った際、いきなり運動を始めてはいけない。
  • まず、毎朝の体重、心拍数計測する習慣をつけ、現状を把握する。
  • 次に、自宅周りを散歩・散策して、運動するコースを考えたり、コースの状況を把握する。
  • 用具の準備では、シューズについてはウォーキングやジョギング専用のもの、安全のための反射板やライトを用意する。
  • 健康運動の実践では、10分から始め、30分の運動時間が実践できよう徐々に伸ばしていく。

運動は、継続することが最も大切です。

無理をせずに、少しずつ始めていきましょう。

体調不良や筋肉・関節の違和感がある場合は、軽めに実施するか、休むようにしましょう。

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