筋トレが大事なのはなんとなくわかったんだけど、どうやればいいの?
では、初心者向けの筋トレを行う上での3つのポイントを解説します!
30歳以降は、活動量の低下やサルコペニアで筋肉量が減少します。その反面、内臓脂肪が増加し、生活習慣病のリスクも高まります。
女性においても、近年は痩せすぎが社会問題になっています。
筋肉は、活動の原動力。
筋肉が良い状態になければ、活動量が低下してしまい、生活の質を低下させてしまいます。
今回は、初心者向けに、筋トレの3つのポイントを解説しましす。
Point 1:全身の大筋群を鍛えよう
筋トレの目的としてよく聞くのは、「胸板を厚くしたい!」「腹筋を割りたい!」などです。
そうすると、そこばかりをトレーニングをしがち。
それはよくありません。
そうではなく、全身の筋肉をバランス良く鍛えることが大切です。
例えば、腹筋ばかり鍛えていると、背筋とのバランスが崩れ、腰痛などの原因になることも。
全身の筋肉をバランスよく鍛えることで姿勢も整います。
次に、大筋群をターゲットにする。
全身には200超の筋肉があるそうですが、大筋群は私たちが活動するときの原動力となる筋肉群です。
これをしっかりと鍛えておくことが、活動量の維持・増大には欠かせません。
大胸筋、広背筋、腹筋・背筋群、大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋など。
これらが代表的な大筋群です。
まずは、これらの筋肉を中心にトレーニングしていきましょう!
Point 2:多関節で時短
大筋群を鍛えるといってもいろんな種類があります。
何をやっていいのか悩みますよね。
また、たくさんの種類をやれば時間がかかってしまいます。
忙しい人はできませんよね。
そこでオススメなのが、多関節運動の種目です。
例えば、スクワット。
この運動は、足関節と膝関節を同時に動かす筋トレです。
すなわち、大腿四頭筋、下腿三頭筋を同時にトレーニングできます。
また、腕立て伏せ(あるいは、ベンチプレス)。
これは、肘関節と肩関節を同時に動かします。
このように、一つの動作で多くの関節の運動が関わる種目を選ぶことで、一度に多くの筋肉をトレーニングできます。
つまり、時短になります。
Point 3:自体重負荷
筋トレは、スポーツクラブに行かないといけないからお金がかかる・・・
そう思っている人はいませんか?
自宅でできる筋トレでも十分効果があります。
自体重を利用する方法です。
スクワット、腕立て伏せ、カーフレイズ、腹筋・背筋。
これらの種目は、自分の体重を利用した負荷で実施できます。
健康を目的とするなら、この負荷で十分。
多少の出費はありますが、チューブを利用すると、トレーニング種目も増えます。
実施する上での注意点
姿勢
トレーニング中は、姿勢に注意を向けましょう。
腰が丸まった状態にならないように、腹筋と背筋にはすこし緊張感を持ち、腰を入れた姿勢を維持します。
スクワットを行う際は、特に姿勢に気をつけましょう。
動作
正しい動作を心がけましょう。
例えば、腕立て伏せで、肘を曲げずに腰だけが上下している動作では意味がありません。
ゆっくり正しい動作で実施するのがポイントです。
呼吸
筋トレ中は、大きな力を出すので、呼吸が止まってしまいがちです。
もともと運動では血圧が上がりますが、呼吸を止めてしまうとさらに増加させてしまうことになります。
力を入れる時に息を吐き、呼吸を止めないようにしましょう。
コンディショニング
トレーニングは継続することが大切ですが、体調の悪い時は無理をしないで下さい。
体調によっては、その日のトレーニングを中止する、あるいは回数を減らすなどして下さい。
体調の悪い時に無理をしても、トレーニング効果は少なく、ケガの原因となったりします。
こんなメニューはいかがでしょうか?
種目
月・木曜日:腕立て伏せ
火・金曜日:腹筋・背筋
水・土曜日:ハーフスクワット・カーフレイズ
回数・セット数
最初は、無理のない程度で、数回からでも初めてみましょう。
慣れてきた、続けられなくなるまでの回数を目指します。
例えば、腹筋運動をやっているとやがて腹筋が痛くなって、続けられなくなります。
その回数が1セットになります。
セットは2セットを目指しましょう。
間には1〜2分程度の休憩を置きます。
いずれも、慣れるまでは無理のない程度で。
最初にあまり無理しすぎると、数日後の筋肉痛がひどく、トレーニングをやりたくなくなってしまいますので注意して下さい。
あらゆる成人で筋肉量を適切に保つことは大切です。
まずは、手軽な筋トレから始めてみませんか?
身体が軽くなり、日々の生活に余裕ができてくるはずです!
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