最近、気温の変化が激しいですね。
これも地球温暖化が原因ということでしょうか?
先日は、初夏の陽気で、半袖でも少し動くと汗ばむ感じでした。
このように、急に暑くなった時に注意したいのが「熱中症」ですね。
昔は
中学校や高校の部活動の時は、本当に暑い中で運動をしていました。
オジさんの年代では、部活動中、まだ水は飲ませてもらえませんでした。部活の顧問の目を盗んで、影でこっそり水を飲むのが精一杯。
それを我慢するのも練習!みたいな、何の科学的な根拠もない根性論がまかり通っていた時代です。暗黒時代です。
今考えても、よく熱中症にならなかったと思います。
部活動の時間も長く、まる1日外で活動するのが普通でした。
でも、暑いんだけれども、なんとなく平気になっていました。
順応
人は、環境に順応するようにできているんですね。
暑いところでも平気になります。
ただ、順応するまでに時間がかかるので要注意ですね。
暑い日が続く時よりも、本格的な夏の前に、涼しかったところから急に暑くなった時が熱中症には注意が必要のようです。
暑い環境に順応するまでには、数日から2週間程度はかかるようです。
普段、運動習慣のある人、すわなち体力のある人はその時間が短いようです。でも、一度、順応したからといって、その能力が備わるわけではないようで、涼しい状況が数週間続くと元に戻るようです。残念ですね。
一方、こども、体力のない人や、中高齢者では順応速度が遅いようなので、注意したいですね。
温度センサーも鈍ってる
加えて問題なのが、暑さを感じる温度センサー。このセンサーが働くと、汗をかくなど体温を下げる身体の反応が生じます。
また、汗で身体の水分が不足しますから、水やスポーツドリンクを飲むことで、それを補うこともできます。
暑くなったことが分かればこのような対応も可能なのですが、加齢によって温度センサーの感度も鈍ってしまうというのです。
暑さに気付けないっていうことで、これは危険ですよね。
そして、「暑い」と感じた時にはもう手遅れ、ってことも・・・
早目の行動
オジさん、オバさんになったら、早目の行動が必要ってことですね。
訳の分からない根性論を叩き込まれたせいか、われわれの世代以上の方はついつい我慢してしまう傾向にあります。
それはとても危険なんですね。
電気代も上がっている現状、早目にエアコンを使うことはためらってしまうかもしれませんが、命には変えられません。また、こまめな水分摂取も大切です。
これからの時期、熱中症に注意したいですね。
コメント