小学生の頃、夏休みの宿題をできるだけ早く終わらせて、後は遊びまくる、という目標(野望)を立てたことがありました。
夏休みの日誌(宿題)を1日数ページこなす。
そうすれば、計算上、1週間ぐらいで宿題は終わる。
そうすれば、残りの休みは遊び放題!
そんな淡い夢を描き、そして、現実の厳しさを思い知る。
これ以降、立てた目標を達成できないという挫折の経験を繰り返してきました。
目標の立て方が間違っていた
大人になって気付いたことですが、目標の立て方にはコツが必要だということです。
要領を得ていないと、悪い目標になってしまうことがあります。
私のような、何一つ目標を達成できていない人が立てる目標は、その立て方に問題の一端があったのです。
今回は、良い目標を立てるコツについて、次の3つを紹介します。
- 具体的であること
- 測定が可能であること
- 現実的であること
一つの目標も達成できていないお前が何言ってるんだ!
そうおっしゃるのもごもっともですが、まあご一読ください。
1.具体的であること
立てた目標が漠然としていませんか?
例えば、「やせたい!」、「脚を細くしたい!」、「ムキムキになりたい!」みたいな。
これらは漠然とした目標となります。
目標を立てる前段階としてはいいかもしれませんが。
なぜ良くないのでしょうか?
これでは、どうなったら目標が達成できたのか判断がつかないからです。
目標は、より具体的にすることが必要なのです。
「やせたい!」という場合は、「体重を●● kg減らしたい」とか、「体脂肪率を●● %減らしたい」みたいな。
「脚を細くしたい!」なら、「ウエストを ●● cmにしたい」とか、「大腿の周径囲を●● cmにしたい」という感じ。
このように、より具体的に、そして数値として目標を落とし込むことがポイントです。
2.測定が可能であること
立てた目標が数値として表せるということは、測定できるものでなければなりません。
数値であれば、客観的にトレーニングの成果を判断できるということです。
「何となく細くなった!?」ではなく、「●● cm細くなった!」と判断できる。
これはとても大切なことです。
数値が、目標に近づいているのであれば、実施しているトレーニングは効果的でそのまま続けていけばよい。
しかし、数値が変化しない場合は、実施しているトレーニング自体を見直すことを考えなければなりません。
効果を数値で判断できるからこそ、見直すことができ、効果のないトレーニングを続けるリスクを回避できるのです。
3.現実的であること
高い目標を掲げることは悪いことではないのですが、高すぎる目標設定にも注意が必要です。
高すぎるということは、なかなかそこに近づいていかない、結果が見えて来ないということです。
私たちは、目標に近づいている、あるいは達成できたという報酬がモチベーションとなって、トレーニングを継続できるからです。
それがなければ、諦めてしまうわけです。
ですから、現実的で、しかし、少しハードルが高い目標を設定することが大切です。
時には、かなり高い目標を設定しなければならない場合もあります。
その場合は、目標を分割して、段階的な目標を設定する方法があります。
この1年でこのレベルまで、次の1年でこのレベル、・・・という具合です。
段階的な目標を一つ一つクリアしていくことで、報酬が得られ、モチベーションを保つことができるのです。
ちょうど、ゲームのステージをクリアするようなものですね。
さあ、良い目標を立て、理想的な自分に近づいてみませんか?
Let’s try !
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