わたしの愛読雑誌Mac Fanの3月号を読んでいたらフィッシング詐欺の記事があったので、「じっくり」読みました。なぜ「じっくり」かというと、数年前に、クレジットカードの番号、有効期限、暗証番号をまんまと盗み取られてしまった経験があったからです。みなさんは、わたしと同じような経験はありませんか?
不穏なメール
いつものようにメールをチェックしていると、Amazonからメールが来ていました。
メールの内容としては、このままだとAmazonのポイントが失効されてしまうので、リンク先から適切な対応をするよう指示するものだったように記憶しています。
リンク先をクリックすると、クレジットカードの情報を入力させる典型的なものでした。
ちょうどその時、Amazonのポイントがかなりたまっていたので、この際、高価な本でも買おうかと品定めをしていたところでした。大切に使おうと思っていた矢先に、いきなりポイントが無くなると言われ、我を忘れてしまったのでしょうね。
慌てて、リンク先をクリックして、情報を・・・
しばらくして、「えっ、なんかおかしくない!?」と疑問に思い、妻に相談。妻からは、即座に「それ詐欺」と、非情なまでの冷静さで言われました。やはり・・・
使われる
しばらくして、クレジットカードの会社から電話が。最近、こういうものを買いましたか?と聞かれました。5万円ぐらいだったか、ネットショップで購入したことになっているようです。
「いえ、覚えがありません・・・」
ということで、クレジットカードの情報が盗まれた当日だったか翌日には、もうカードを使われていたようです。
結果的には、その支払は無効になり、わたしの損害もなく終わりました。
ただ、カードを作り直さなければならず、支払いにそのカードを利用していたので、その変更など、いろいろと面倒でした。
いずれにしても、カード会社の素早い対応で助かりました。本当感謝です。
騙されるパターン
こういった詐欺に騙されるパターンとして、他人に相談する時間を与えてくれないことがあるようです。私の際も、急いで対応しないとポイントが失効されるという状況にされていました。
冷静に、第三者に相談できれば、ポイント失効されるようなことが本当にあるかなど、状況をネット検索で確認できるのだけれども、いかにそうさせないかが、詐欺をする側の腕の見せ所ということなんですね。
増えている詐欺
コロナ禍でフィッシング詐欺が急増しているそうです。
さらに、その手口も巧妙化しています。冷静でないと、その巧妙さを見抜けません。少し落ち着いて時間が取れれば、「Amazon」が「Amazen」だったり、「おかしい!」と気付けるチャンスも増えます。
常に「詐欺のリスク」が潜んでいることを頭に入れながら、第三者に聞けるような時間的な余裕と心の余裕を忘れないようにしたいですね。
「いますぐやらないと・・・」、それは詐欺です!
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